パソコンスキルの教科書

パソコンスキルの教科書

東京大学大学院卒。博士課程に進学を志すも、担当教授と折が合わず、無職になる。医者を目指すも結局断念。田舎で派遣社員として働く。「スキルがなければ、仕事ももらえない」と悟り、ビジネススキルを学ぶ。プログラミング、英語を学び、一部上場企業へ転職。年間100時間以上の業務効率化を行い、社内講師に抜擢。海外の案件を担当し、数億円のプロジェクトに携わる。個人の事業でも、月売上100万を達成。現在は、自分の価値を高めるためのスキル向上支援を行う

ブラインドタッチ習得のコツ12|練習方法やキーボードの使い方(タッチタイピング)

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パソコン仕事が多いから、ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得したいと考える人は少なくありません。

しかし、キーボードを見ないでタイピングができるようになるのは思った以上に大変です。

なぜなら「どのような練習をすればいいのか」だけでなく、「どれくらいの練習期間が必要なのか」も分かりづらいからです。

そこで、ブラインドタッチ(タッチタイピング)習得のためのコツを紹介します。

キーボードの選び方から練習期間まで、タイピング習得のために知っておくべきことについて詳しく解説していきます。

「ブラインドタッチ(タッチタイピング)ができる」とはどのレベル? 目指すべき速さのレベルとは

タッチタイピングができない人ほど、キーボードを見ないでタイピングができることを目標に置きがちです。

しかし、そもそも考えてみてほしいのですが、タッチタイピングを行う目的とは何でしょうか。

それはパソコン仕事の速度を上げるために他なりません。

つまりキーボードを見ないでタイプすることが目的ではなく、パソコンを速く使えるようになることが真の目的なのです。

それにも関わらず、多くの人はどのような速さでタイピングができるようになればいいのか把握していません。

そこでタッチタイピングを習得した人の動画をお見せします。

www.youtube.com

この動画でタイプしているのは、達人養成塾の小川さんという人です。パソコンのタイピングはかなり速い人なので、参考になるはずです。

この動画のタイピング速度を一つの指針として目指してほしいです。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)ができるようになるための12のコツ

それではタッチタイピング)ができるようになるためのコツについて紹介していきます。コツは以下の通りです。

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|キーボードの使い方や設定
コツ1|使いやすいキーボードを使う
コツ2|使わないキーは外す
コツ3|会社と自宅で同じキーボードを使う
コツ4|キーボードの手前にタオルを引く
コツ追加|キーボードの足を立てる

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|練習で意識すること
コツ5|ホームポジションを意識する
コツ6|小指や薬指がつりそうになるのは成長の証
コツ7|「キーボードの8割は見ない」を目指す
コツ8|基準を理解しておく
コツ9|姿勢を良くする

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|継続のための工夫
コツ10|タイピング練習の記録を付ける
コツ11|1日15分を30日繰り返す
コツ12|練習メニューを用意しておく

それでは以下で一つずつ解説していきます。

タイピング練習前の準備! キーボードの使い方や設定

タイピング練習と聞くと、タイピング練習の方法論をイメージする人が多いです。

しかし、練習方法を考える前に考えてほしいことがあります。それはキーボードの使い方や設定です。

実は、タイピングではキーボードの使い方が重要になってきます。

なぜなら、キーボードという道具をどれだけこだわるかでパフォーマンスが変わってくるからです。

例えば、野球ではバットやグローブがプレーをする上で重要な役割を担っています。

実は野球のバットやグローブは、パソコン操作で言うところのキーボードにあたります。

実際、キーボードの使い方や設定を変えるだけでタイピングがラクになります。

そこでタイピングキーボードの使い方や設定を押さえましょう。

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|キーボードの使い方や設定
コツ1|使いやすいキーボードを使う
コツ2|使わないキーは外す
コツ3|会社と自宅で同じキーボードを使う
コツ4|キーボードの足を立てたりタオルを引いたりする
コツ追加|使いやすいようにキーボードの入力を変えておく

それでは以下で一つずつ説明していきます。

コツ1|使いやすいキーボードを使う

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タイピングでは使いやすいキーボードを選ぶのがお勧めです。なぜなら、キーボードは使いやすいものとそうではないものがあるからです。

例えばスポーツではサイズが合っていないシューズを選ぶと、力を発揮できません。

シューズが大きすぎるとパカパカして走れませんし、小さすぎると痛くて走れません。

実際、私はLogicoolのキーボードを使っています。それは手の大きさを考えたとき、サイズが合うからです。

一方で以前勤務していた企業では、私はLet's Noteのノートパソコンのキーボードを使っていました。

これはキーボードが小さくてサイズが合っていませんでした。そのせいでタイプミスを繰り返していたのです。

結局、上司にお願いしてLogicoolのキーボードを経費で購入することにしました。

それくらいキーボードが手のサイズに合っているかどうかは大切です。実際に私がタッチタイピング練習で使っていたのは以下のキーボードです。

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このキーボードはサイズ感があっていたので、重宝しました。ぜひ自分に合ったキーボードを使うことをお勧めします。

コツ2|使わないキーは外す

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キーボードの中には使わないキーがあります。例えば私はInsertキーやF1は使いません。

しかし、タイピングをしているとミスタイプで使わないキーを叩いてしまうことがあります。

そこで、不要なキーは初めから抜いておくようにしています。

実際私は、以下のキーを抜いています。

F1
Insert
変換
無変換

キーを抜いておけば、ミスタイプが減ります。

上記の画像の通り、私はいくつかのキーを抜いてタイプをしています。

注意:親指シフトを使う場合、変換や無変換を使います。親指シフトを使用する場合は、変換と無変換のキーは残しておきましょう。

親指シフトとは、ローマ字入力に比べて約半分のキータッチで文章を入力できるタイピング方法です。

上級者向けのタイピング方法なので、タッチタイピングができるようになったら挑戦してみてください。

コツ3|会社と自宅で同じキーボードを使う

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会社ではウィンドウズPCを使い、自宅ではMacを使う人がいます。

パソコンスキルが高い人であれば問題ありませんが、タイピングがおぼつかない人は会社と自宅を同じキーボードを使うことをお勧めします。

なぜならキーボードが同じであれば、会社と自宅でのキーボードの違いによる違和感を減らせるからです。

例えば車の運転に慣れていない人は、社有車(会社の車)に乗るとき戸惑うことがあります。

サイドブレーキやウィンカーの位置などが違うからです。特に運転が初心者の人ほど、違いに焦ってしまうものです。

これは、パソコンのキーボードも同じです。パソコンに慣れている人であれば違いが苦になりませんが、タイピングが初心者の内はキーボードの違いに戸惑うことがあります。

そこで、そのようなストレスを回避するために会社と自宅で同じキーボードを使うことをお勧めします。

コツ4|キーボードの手前にタオルを引く

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私はキーボード操作するとき、キーボードの手前にタオルを引いています。

これはタオルを引くことで手が机で擦れるのを防ぐためです。

私の場合、長時間のタイピングを行うことをがあるため、手の負担を考えて上記の対策を講じています。

もしタイピングで手が疲れてしまうようなら、タオルのような工夫をしてみることをお勧めします。

コツ追加|キーボードの足を立てる

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キーボード操作には使いやすい角度があります。

例えば、私の場合はキーボードの足を立てて角度を作ることでタイプしやすいと感じます。

実際、キーボードの向きが最も大きくなるように足を立てるようにしています。

もしキーボードの足を立てていないのであれば、ぜひ立ててみてください。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|練習で意識すること

タッチタイピングの練習では、いくつか意識したいことがあります。

例えば、以下の5つは必ず押さえてほしい内容です。

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|練習で意識すること
コツ5|ホームポジションを意識する
コツ6|小指や薬指がつりそうになるのは成長の証
コツ7|「キーボードの8割は見ない」を目指す
コツ8|基準を理解しておく
コツ9|姿勢を良くする

それでは一つずつ紹介していきます。

コツ5|ホームポジションを意識する

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キーボードにはホームポジションがあります。ホームポジションとはタイピングするときに指を置く基本位置です。

●ホームポジション

左手の指
-左小指|A
-左薬指|S
-左中指|D
-左人差し指|F
-左親指|スペース

右手の指
-右親指|スペース
-右人差し指|J
-右中指|K
-右薬指|L
-右小指|;

初心者の内は、タイピングしたら、上記のポジションに戻ることを意識します。

例えばテニスでは球を打ったら、センターに戻ります。それは、センターに戻るのが返球に適した位置だからです。

これはタイピングでも同じです。タイプしたら、ホームポジションに戻ることを意識します。

タイピングの基本はホームポジションで、これが基本の型であることを覚えておきましょう。

コツ6|小指や薬指がつりそうになるのは成長の証

タイピングに慣れていない人によくあるのが、タイピング練習中に小指や薬指がつりそうになることです。

小指や薬指を使ってこなかった人ほど、この傾向に陥ってしまいます。

しかし、最初は成長痛だと思って我慢してやることです。なぜなら、その痛みは成長の証だからです。

例えばピアノやギターの楽器練習をすると、指がなかなか思うように動きません。無理に動かそうとして指が痛くなることも少なくありません。

しかし、1週間も練習しているうちに慣れてきます。そして気が付いた頃には違和感はなくなり、全ての指を使って楽器が弾けるようになっています。

これはタイピングでも同じです。慣れないうちは違和感があります。

しかし薬指や小指がつりそうになるからといって、タイピングを諦めてしまうと練習が水の泡になってしまいます。

ぜひ、つりそうになったら「これは成長の証だ」と思って継続してください。

コツ7|「キーボードの8割は見ない」を目指す

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タッチタイピングをマスターしたいと考えるとき、多くの人がタイプを一回も間違えてはいけないと考えてしまいがちです。

しかし、キーボードの8割は見ないでタイプできるレベルを目指すので十分です。

なぜなら、タイピングでは80%を見ないで叩けるようになれば、十分速くタイプできるからです。

これはタイピングするキーの種類を考えてみると分かりやすいです。例えば、タイピングの80%はローマ字(A~Z)のキーです。

実際、メールや資料作成で文章を作るときは、上記画像の赤枠で囲まれた部分を見ないでタイプできれば十分です。

したがって、全部のキーを見ないでタイピングできるようになる必要はありません。

コツ8|基準を理解しておく

タイピング練習で大切なのは基準や押さえておくことです。

なぜなら基準を知っておくと、どのレベルを目指せばいいか目安が作れるからです。

これはタイピングに限ったことではありません。例えば英語でTOEICを受験する人は多いですが、TOEICは860点を取るとネイティブと互角に意思疎通ができると言われてします。

このように目安があるとどのレベルを目指せばいいか明確になります。

それではタイピング練習ではどうかと言うと、一分間のタイピング速度を目安にすると良いです。

例えば、私は特打というソフトでタイピング練習をしましたが、800~900というスコアがであれば上級者でした。

そこで、私は800~900を目指してタイピング練習をしたのです。実際、1ヶ月ほどで860のスコアを出すことができました。

特打で860に到達したころには、自分よりタイピングが速い人はほとんどいませんでした。

特打PLUS(2018年版)  (最新)|win対応|ダウンロード版

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なお、目安となる数字はタイピングソフトによって内部計算が異なるので、使うタイピングソフトによって調べる必要があります。

もし特打を使うのであれば、800-900を目指しましょう。

コツ9|姿勢を良くする

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タイピングが速い人ほど、パソコン仕事の姿勢がキレイです。

なぜなら、姿勢がいいと疲れがたまりづらいからです。意識していい姿勢を保っているのです。

実際、背筋がピンとするとタイピングするときに背中や腰の疲れがたまりにくくなります。

そこで姿勢を良くし、疲れがたまりにくい状態でタイピングできるように意識すると良いです。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|継続のための工夫

タッチタイピングの習得は頭で覚えたら終わりではなく、身体で覚えるまで継続することが大切です。

なぜなら、何も考えなくても手が勝手にタイピングするレベルにならないと仕事では使えないからです。

例えばピアノを弾くとき、鍵盤の位置を思い出しながら演奏することができるでしょうか。

また、バスケットボールでボールの位置を見ながらドリブルして、相手を抜き去ることができるでしょうか。

このように身体で覚えるくらいのレベルにならないと使いものにならないのです。

そのためには、タイピング練習を継続することが大切です。実際、1ヶ月くらい練習を継続するとタイピングのレベルが変わります。

継続のためのコツは以下です。

●ブラインドタッチ(タッチタイピング)のコツ|継続のための工夫
コツ10|タイピング練習の記録を付ける
コツ11|1日15分を30日繰り返す
コツ12|練習メニューを用意しておく

それでは一つずつ説明していきます。

コツ10|タイピング練習の記録を付ける

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タイピングを継続するには、記録を付けることが大切です。とくに継続日数とタイピング速度の計測です。

例えば、ダイエットでも継続日数と体重測定を行います。

これは続けることで「毎日頑張ってるぞ」と自分を褒めたり「こんなに変化したのか」と数字の変化を客観的に見たりできます。

こうすることで、タイピング練習を継続するモチベーションにするのです。

実際、私も上記のログを付けてタイピング練習をしていました。

このように脱落しないような工夫を取り入れるのが重要です。

私は毎日とまではいきませんでしたが、毎日記録を残す意識でやるのがお勧めです。

コツ11|1日15分を30日繰り返す

1日15分を30日繰り返すことを意識すると良いです。勉強もそうですが、一夜漬けでタイピングを身体に覚えさせるのは無理があります。

例えば楽器練習やスポーツ練習でも、徐々に覚えていきながら少しずつ身体が勝手に動くようになっていきます。

これをたった一日でやろうとすれば、キーの場所を頭で覚えることはできても、次の日にはまた

そして、「あれだけ頑張ったのに全くできていない」と落胆して挫折してしまいます。

そうではなく、コツコツと練習するのがタイピングをマスターするための王道です。

そのための目安としては1日15分のタイピング練習を30日繰り返すことです。

以下で実際に私が30日間試したときにログをお見せします。

コツ12|練習メニューを用意しておく

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タイピング初心者ほど自己流でタイピング練習を行います。しかし、自己流での練習はあまりお勧めしません。

なぜなら練習には段階があるからです。例えば学校の勉強も中学校レベルを習得していない人は、高校レベルを習得することはできません。

まずは基礎基本となる中学校レベルを習得するのが先決です。

これはタイピングでも同じです。タイピング練習では以下のような練習メニューを用意しておくと良いです。

●練習メニュー
1週目|キーボード中段
2週目|キーボード下段
3週目|キーボード上段
4週目|キーボード数字

これは実際、私が練習していたときのメニューです。特に意識していたのは、タイプミスなしで100回連続でタイプすることでした。

キーボード中段を1週目にしているのは、中段がホームポジションで最もよく使うからです。

練習を行う上で意識したいのが、練習は完璧にこなすことです。なぜなら、練習の目的は体に覚えさせることだからです。

各週の練習メニューを1日15-30分実施し、完璧になるまでトレーニングするようにすると良いです。

この練習を行うことで実際に仕事でも速くタイプできるようになりました。

練習すればこれだけ速くなる!タッチタイピングの成果をグラフで紹介

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私は社会人になってから、タイピング練習を始めました。学生時代や社会人2年目まではお世辞にもタイピングが速いとは言えませんでした。

しかし、タイピングの遅さをパソコンの先生から指摘してもらい、タイピングを速くすることを決めたのです。

コツで紹介した練習メニューをこなしていくうちに、タイピングがどんどん速くなっていきました。

実際、上記のグラフで示している通り、右肩上がりでタイピングスコアが伸びていっているのが分かります。

タイピングスコアは一日のスコアにブレはありますが、1ヶ月もトレーニングしていると確実に伸びていきます。

逆に一日でマスターしようとすれば、タイピングが定着しないので速くなるのは難しいです。

コツコツ練習すれば、上記のグラフのように確実に変化していきます。

タッチタイピングは1ヶ月間集中して練習する

残念ながら、タッチタイピングを習得してパソコン仕事を速くするのは1日や2日で難しいのが現実です。

しかし1ヶ月集中して練習すれば話は別です。

実際にタイピングの正しい型を学び、コツコツ練習すれば上記のように確実にタイピング速度を上げることができます。

もちろん、1日集中してタイピングの練習をすれば、その瞬間はできるようになるかもしれません。

しかし、それはタッチタイピングができるようなっているのではなく、その気になっているだけです。

例えば、ダイエットでも体重を劇的に落とすことはできるかもしれません。しかし、その瞬間だけ体重を落としても効果的とは言えません。

それよりもリバウンドを起こさないようにコツコツとダイエットをしていく方が望ましいです。

それはタイピングも同じです。その瞬間できる気になっても全く意味がありません。

それよりも確実にタイピングを習得し、仕事を効率的にこなせるようになってほしいと私は思っています。

ぜひコツコツとトレーニングをしてみてほしいというのが私の本音です。

続かない人は自分で環境を作ろう

もしタイピング練習を継続したいけれど、なかなか続かないということであればこちらの無料教材で練習してみることをお勧めします。

私は有料でパソコンのタイピング速度アップ講座にチャレンジしましたが、無料教材でも十分に学べることがあります。

ぜひ一人だと継続が難しい人は試してみてほしいと思います。

タイピングは速くなれば一生もののスキルになります。また、タイピングが速くなると遅い人から尊敬されることも多いです。

ぜひタイピングを身につけて仕事を速くこなせるようになりましょう。