英語の勉強でこんな悩みやこんな願いを感じたことはありませんか?
「英語で、意図したように伝わらなかったり、強調したくてもできない…」
「英語を話せる人に頼ってばかりで、そろそろ頼みづらい…」
「海外と日常仕事の会話ができるレベルになりたい」
「対面や電話会議の場で、英語でコミュニケーションが取れるようになりたい!」
なにを隠そう、かつての僕がそうでした。海外の人とのまったくコミュニケーションが取れず、情けない思いをしたことは何度もあります。英語のプレゼンでは、質問をされたらどうしよう…と不安に押しつぶされてばかりだったことも。
しかし、そんなみじめな思いはもうイヤ!と一念発起して、英語の勉強を開始。TOEICスコアは700台ながら、英語の仕事を任されるまでになりました。
この記事では、TOEIC700台でビジネスの現場で英語を使っていた私が、仕事で使える英語の習得するための正しい学び方をお伝えしていきます。
なお、英語に関する情報はこちらのサイトで詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
- ビジネスで使える英語ってなに?カンタンに紹介
- ビジネス英語学習で失敗する3つの思いこみ
- ビジネスで使える英語はこう学ぶ!英語の正しい習得方法
- ビジネス英語を学ぶときに気を付ける3つのこと
- ビジネス英語で大切なこと
ビジネスで使える英語ってなに?カンタンに紹介
「ビジネスで使える英語」ということを最近よく耳にしますが、ちょっと抽象的で、イマイチわかりづらいですよね。ですので、まずはビジネスで使える英語について、お伝えします。
そもそもビジネスで使える英語とは?
ビジネスで使える英語とは、カンタンに言うと、あなたのビジネスで、海外とコミュニケーションがをとることを目的とした英語です。
wikipediaによるとビジネス英語とは
ビジネス英語とは、ノンネイティブが、英語を共通言語とする人や英語圏の国とビジネスを行うために学ぶもの。多くの場合、英語でのコミュニケーションは、ノンネイティブが主体になった行われる。そのような場合、効果的で効率的なコミュニケーションを目指す必要がある。厳密な文法は不要な場合も多く、できる限り、はやい意思決定を行うのが、目指すゴールとなる。~中略。ビジネス英語の指す所は、使われるボキャブラリーやトピックにフォーカスしたものもあれば、職場でのコミュニケーションスキル(プレゼン、交渉、MTG)にフォーカスしたものもある。(抜粋、編集しています)
ですので、ムズカシイ単語や表現は必ずしも必要ではなく、コミュニケーションを取れる英語で十分というワケです。
TOEICスコアとビジネスで使える英語は関係ない
私自身、ビジネスで英語を使っている日本人の方とよくお話するのですが、現場では、英語の資格にはこだわらないのが現実です。
それよりも、いかに意図をしたことを伝えるか?必要であれば、紙とペンやジェスチャーで伝えたりもします。あくまで、英語はビジネスを円滑に進めるためのツールということです。
TOEICで点数を取れば、就職・転職・昇進ではたしかに役立つかもしれません。しかし、スコアが高いだけでは、ビジネスで英語を使うのはムズカシイでしょう。
ビジネス英語学習で失敗する3つの思いこみ
英語を勉強したいのですが…という相談をよくされます。そんな方と話をして感じるのは、間違った思いこみをもっているケースが多いということです。
その思いこみのせいで、非効率的な学習になっている場合が多いので、ここで紹介します。
思いこみ1|英語をたくさんインプットすれば、話せるようになる
●ピードラーニングという教材がありますよね。これ、多くの方が結果を出せない教材だろうなと思っています。それは「英語を聞きまくれば、話せるようになる」わけではないからです。
正しくは、正しい英語の構造を理解して、単語を8割くらい理解できる状態で、英語を聞きまくれば、英語を聞けるようになります。
●ピードラーニングのように英語を聞きまくるだけで、英語が話せるようになるのは、幼少期までの脳が発達が完成するまでの子供だけです。成人した脳では、幼少期と同じトレーニングでは、非効率なのです。
聞くだけでは話せませんので、そういった思いこみには気をつけましょう。
思いこみ2|英語を口に出していれば、できるようになる
英語を話す機会を多く作ることが大切と聞きますよね?これってホントウでしょうか?
実は、これは効果がある場合とそうでない場合があります。
それは、あなたが英語の構造を理解して、自分の言葉で文章を作れるレベルであれば、英語を話す機会を多く作るのは、かなり効果的です。
思いこみも100%間違っているわけではなく、ある条件がそろうと、正しいので、惑わされてしまいがちです。
思いこみ3|TOEICの勉強は意味がない
TOEICの勉強は意味がない ということをよく見たりします。その理由としては、TOEICで試される英語がスピーキングやライティングといったアウトプットがないので、真の英語力が試されない からです。
しかし、これって本当でしょうか?
実は、場合によっては、TOEICの勉強はすごく効果があります。
TOEICの勉強が効果的な場合は、単語や文法をトレーニングできる点です。英語の初学者にとって、単語と文法のマスターは、重要です。多くの場合、ノンネイティブが英語を話せない理由は、単語と文法が不足しているからです。
ですので、TOEICで文法や単語を習得することは、初学者にとっては、とてもよい勉強法になります。ただし、英語力が付いてからは、TOEICの勉強はあまり効果がありません。
このようにTOEICも使いようによっては、かなり効果の高い勉強法と言えます。
なお、英語に関する情報はこちらのサイトで詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
ビジネスで使える英語はこう学ぶ!英語の正しい習得方法
ここでは、ビジネスで英語を使いたい人が、どうやって英語を基礎から学べばよいか、をお伝えします。
オススメの英語学習サイト
まずは、英語学習のサイトを紹介します。
英語上達完全マップがオススメです。
瞬間英作文という言葉を聞いたことがありますか?
「瞬間英作文」とは、中学レベルのカンタンな英語の回路を、声に出しながら作るというものです。このトレーニングによって、「知っている英語」が「使える英語」になります。
相手の話す英語はわかるのに、自分が話すとなると…、という悩みを解決したいなら、このサイトは、かならず重宝します。ぜひアクセスしてみてください。
英語を学ぶのにオススメ本3冊
英語を学ぶためにオススメな本3冊をお伝えします。
お伝えした通り、ビジネス英語では、いかに相手に英語を伝えることができるかが重要です。ですので、「TOEICで高得点を狙う学習法」や「聞いているうちに話せるようになる方法」ではないので、ご注意ください。
それでは、英語を学ぶときにオススメな本、まずは1冊目です。
チャート式詳解英文解釈法
- 作者: 山内邦臣
- 出版社/メーカー: 数研出版
- 発売日: 1981/01
- メディア: 単行本
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良書です。英語を話す上で、重要な文法を網羅しています。よほどのことがない限り、高校英語の文法までマスターしておけば、ビジネス英語で困ることはまずありません。
ですので、これをしっかりこなして、文法に困らないようにしましょう。
基本英文700選
- 作者: 鈴木長十,伊藤和夫
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2002/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 289回
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英借文という言葉を聞いたことがありますか?
「英借文」とは、他の文章のパーツだけを借りて、文章を作るテクニックのことです。
実際には、ビジネスで英語を話すには、学んできた英文のパーツを組み合わせながら、その場で英文を作っていきます。ですので、借りてくる英文を覚える必要があります。それには、この700選が、とても効果があります。実際、この本をマスターすれば、確実に英語を話せるようになります。
TOEIC問題集
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: 大型本
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英語の基礎力アップには、TOEICは良い教材になり得ます。とくにTOEIC600~700くらいのレベルであれば、TOEICの問題集や教材で基礎力を高めると、非常に効果があります。しかも、スコアアップすれば、キャリアアップにもつながりますので、オススメの教材といえます。
英語を学ぶためにオススメな教材、講座
インターネットで検索すると、英語に関する様々な教材や講座が紹介されています。たくさんあるので、学習者の目的に応じて、選べるメリットは大きいですが、逆に何を選べばいいのか分からないですよね。
そんな英語の教材、講座のなかで、ビジネス英語を話せるようになりたいなら、オススメできるのはこちらです。
正直、サイトは古臭くて、あやしい雰囲気ですが、この学校は、教師の熱意や生徒の本気度が違います。宿題も多いのですが、学習方法は地味ですが、確実に英語力を伸ばすための王道といえます。
実際、私の友人で、「NCCの講座を受講して、第一線の現場で活躍している人」を何人も知っています。
講座の内容は、細かくレベル分けがされているので、どんなレベルの方でも安心して参加できます。
英語力が身につくオススメの方法
ビジネス英語とは語学ですから、勉強すれば、誰でも身に付けることができます。しかし、せっかく学ぶなら、効率のよい習得のしかたがあります
それは「インプット→アウトプット→フィードバック」を意識することです。
インプット:情報を知ること。 アウトプット:インプットした情報をもとに実践してみること。 フィードバック:アウトプットした結果を誰かに見てもらい、アドバイスをもらうこと
そして、「インプット、アウトプット、フィードバック」のサイクルをできるかぎり早くまわすことです。
たとえば、会社の仕事もそうですよね。
インプット:会社のマニュアルを見たり、資料を探して、仕事に必要な情報を収集アウトプット:自分でやってみて、成果を上司に報告 フィードバック:資料の出来について、上司からアドバイスをもらう
このサイクルで、仕事が完成していきますよね。
英語も同じです。ビジネス英語を習得するには、まずは英語単語や文法をインプットして、自分の言葉で話してアウトプットしてみる。そして、英語ができる人から、アドバイスをもらえるようにする。このサイクルで、あなたの英語力は、早く上達します。
ですから、あなたが英語のスキルを身につけるとしても、このサイクルをまわせることを意識しましょう。
なお、英語に関する情報はこちらのサイトで詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
ビジネス英語を学ぶときに気を付ける3つのこと
ビジネス英語を学習する上で、気を付けることがたくさんあります。ここでは、その中でもとくに重要なものをいくつかピックアップして紹介します。
半年くらいガマンの時期がある
英語の学習では、うまく話せるようになるまで、ある程度の時間が必要です。初心者であれば、半年くらいはなにも変化が感じられない期間があります。
こういった潜伏期間があるので、うまくいかない時期があることを念頭に入れて、勉強をしていきましょう。ただし、この期間は、人それぞれで異なるので、英語を学んだ人からアドバイスをもらうことをオススメします。
カンペキを目指すな
サラリーマンをしていたころ、会社の上司(アメリカ人)が話していたのですが、ネイティブはカンペキな英語を求めていないのです。
その上司曰く、ノンネイティブの英語が分かりづらくても、伝えたいことは理解できると言っていました。
よく考えてみると、日本語なら、海外の方が間違った文法や単語を使っても、ある程度理解できますよね?
むしろ、日本人は完璧に話さないといけないという考えにとらわれすぎて、途中で挫折…ということが多いので、気を付けるとよいでしょう。
勉強を目的にしない
英語を学ぶには、実践で使ってみることが大切です。残念ながらノンネイティブは、英語をカンペキに話せる日は来ません。
ですので、インプットにこだわってしまうと、いつまで経っても英語を話せるようになりません。ですので、なるべく早く、実践の場に出ていくことをオススメします。
実際に、私のまわりで、英語を習得している人は、海外に数年滞在してきた方が多いです。それくらい、英語というのは、実践の場でトレーニングして、ようやくそこそこ仕事で使えるレベルになります。
もし、あなたが日本で英語を学ぶのであれば、文法や単語などの基礎的なインプットをやったら、すぐに使ってみる、つまり英語でのコミュニケーションする場に参加することをオススメします。
勉強を目的にすると、いつまでたっても話せないでしょう。
なお、英語に関する情報はこちらのサイトで詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
ビジネス英語で大切なこと
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
世界の共通言語は、英語ではない。数字だ
ここでの数字というのは、たとえで、いかにFactに基づいて話ができるか?ということです。交渉や説得に大切なスキルは、英語力ではなく、むしろ事実に基づいたメッセージということです。
ですので、英語を話せることは、とても重要なスキルの一つですが、クリティカルシンキングのような論理的思考力も同じか、それ以上に重要なのです。
ただ、相手に上手に伝えるためには、英語があると、便利だというのは、間違いないと感じています。
なお、英語に関する情報はこちらのサイトで詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。