パソコンスキルの教科書

パソコンスキルの教科書

東京大学大学院卒。博士課程に進学を志すも、担当教授と折が合わず、無職になる。医者を目指すも結局断念。田舎で派遣社員として働く。「スキルがなければ、仕事ももらえない」と悟り、ビジネススキルを学ぶ。プログラミング、英語を学び、一部上場企業へ転職。年間100時間以上の業務効率化を行い、社内講師に抜擢。海外の案件を担当し、数億円のプロジェクトに携わる。個人の事業でも、月売上100万を達成。現在は、自分の価値を高めるためのスキル向上支援を行う

パソコンスキルを活かした在宅ワークや自宅副業とは?月10万の副収入を得た方法も紹介

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パソコンスキルを活かして自宅で仕事をしたいと考えている人は少なくありません。

例えば、小さなお子さんがいたり、少しでもお金を増やしたいと考えていたりする人は在宅ワークに興味を持つことが多いです。

実際、私の周囲でも在宅で数万の副収入を得ている人もいれば、何十万も稼いでいる人もいます。

さて、在宅ワークと聞くと簡単なイメージを持つ人は多いです。しかし、実際に10万円以上稼ぐのは簡単なことではありません。本業と一緒で、自分に合わないものを選ぶと長続きしません。

また価値を生み出せる分野を選ばないと、価格競争に巻き込まれて時給が数百円になってしまうこともあります。

そこで、主婦で在宅ワークをしたい人から会社員で在宅副業を考えているあなたのために、在宅ワークについて詳しく解説していきます。

実際に在宅副業で月10万稼いだ方法も紹介しますので、このまま読み進めていってください。

在宅ワークや自宅副業は稼げるのか? 実態や体験談

最近、在宅ワーカーやフリーランスという言葉をよく聞きます。そういった人は本当に収入を得ることができるのでしょうか?

結論から言うと、在宅ワークや自宅副業で収入を得ることは可能です。ただし、簡単ではありません。

例えば、在宅ワークの難しさの一つに仕事の受注があります。在宅ワークをしようと思っても、仕事を受けることができなければ働くことすらできません。

私の友人で自宅で働いている人は、紹介で業務提携をもらったり、ウェブの仲介によって仕事をもらったりしていました。

そして、私の友人はパソコンを使ってホームページの作成代行をして1件10万で受注していました。

これは一例です。それでは実際のところはどうなのでしょうか。まずは実態について解説します。

ここで紹介するデータは、三菱UFJリサーチ&コンサルティング会社「在宅就業調査」(厚生労働省委託事業)を参考にしています。

在宅ワークをしている人はどの程度いるのか?

2013年時点で在宅ワークで働いている人は、約126万人といわれています。そのうち、専業で在宅ワークを行う人は約91万人で、副業で行う人が35万人です。

在宅ワークはどれくらいの収入を得られるのか?

在宅ワークの仕事で得られる平均的な月収(月の手取り)は以下の通りです。

収入 比率
~5万円 27.7%
6~9万 18.0%
10~19万 18.5%
20~29万 13.7%
30~39万 8.7%
40~49万 4.9%

このデータによると、月10万の収入を得るためには全体の半分程度です。実際、私は会社で働きながら月10万以上の副収入を得ていました。ただ、決して簡単ではありませんでした。

「どのようにして収入を得ていたか」や「どれくらいの仕事をしていたのか」は後述していますので、このまま読み進めていってください。

在宅ワークの仕事にはどんなものがあるか?

パソコンスキルを活かした在宅ワークには以下のようなものがあります。

・文書入力
・音声おこし
・データ入力
・ホームページ作成
・ウェブ記事作成
・設計、製図
・ウェブでのデザイン(イラストレーターを使ったイメージ図など)
・プログラミング
・翻訳
・システム設計

代表的には、上記のものです。実際、「私自身もホームページを作成する」、「プログラミングを教える」、「文書を入力する」といった仕事をやった経験があります。

在宅ワークには、作業レベルのものからクリエイティブな仕事までたくさんあります。このとき、自分の経験や強みが他の人に比べて特別なものであるほど高単価で仕事を受注することができます。

もし経験や強みがありふれたものである場合、最初は単価を下げて実績を積みながら少しずつ単価を上げていくのが定石です。

在宅ワークの仕事をどのように得るのか?

在宅ワークを始めようと思っても仕事を受注しなければ始めようがありません。それでは、どのようにして仕事を受注するのでしょうか。

在宅ワークの受注方法を以下にまとめした。

受注方法 具体的な受注先
以前の勤め先 ・実際に勤務していた会社
・以前の勤務していた企業のの取引先
知人・友人 ・以前の勤務先の知人の紹介
・勤め先以外の知人の紹介
・在宅ワーカー友達の紹介
応募 ・自分で営業
・求人広告へ応募
・ウェブの求人情報へ応募
・マッチングサイトへの応募
・仲介先への登録

上記のように、仕事を受注する方法はいくつかあります。自分に合った方法を探すのがベターです。ただ、自分のやりやすい方法にフォーカスすると、低い単価で仕事を受注してしまうことになりかねません。

自分の得たい月収から逆算して単価を決めることが大切です。また、その単価を得られるような仕事を選ぶことが大切です。

在宅ワークのメリット・デメリットや収入を上げることができる人の特徴

在宅ワークの長所は自宅で仕事ができることです。そのため、家事や育児、介護などと両立を考えている人には魅力的な働き方です。

しかし、在宅ワークにはメリットばかりではありません。デメリットもあります。たとえば、自分で仕事を受注したり新しいことを生み出していったりする必要があります。

つまり、実力主義の世界に飛び込むといえます。実際、私も自宅副業をしていましたが、仕事から帰宅して疲れた体に鞭打って副業の仕事をこなしていました。決してラクなことではありませんでした。

そこで、自宅ワークのメリット・デメリットから収入を上げることができる人の特徴まで紹介していきます。

在宅ワークのメリット・デメリット

在宅ワークには以下のようなメリットがあります。

・家事や育児、介護と両立しやすい
・好きな時間に働くことができる
・通勤がない。(満員電車に悩まされることがない)
・働いた分だけ報酬につながる
・実績を上げれば、高単価で仕事を受注できる

通勤がないため、家庭のことに専念できます。また、やったらやった分だけが自分の手元に返ってきます。

実際、出来高制で支払いを行う取引先も少なくありません。私の友人は、利益の○%を報酬として受け取っていました。

このように成果を上げたら、それに応じて報酬が上がるのは実力主義で分かりやすいともいえるかもしれません。

しかし、メリットばかりでありません。デメリットもあるのです。具体的には以下のようなものです。

・自己管理能力が必須(納期は自分で決めるなど)
・病気でも休めない
・時給という考え方がない場合がある。(裁量労働になる)
・固定給やボーナスがない
・確定申告といった税金も自己管理となる

このようにプロ野球選手のような成果型の働き方が求められます。その分野のプロとして業務委託を受けたり助言をしたりすることになります。

在宅ワークで収入を上げることができる人の特徴

在宅ワークで収入を上げることができる人の特徴は以下の通りです。

・これまでの仕事の経験や経歴が他と違う
・とがったスキルや実績をもっている
・一人でも仕事をこなせる
・周囲をコミュニケーションを取れる(テレワークのためオンラインで良好な関係を構築する必要がある)
・仕事の管理能力がある
・困ったときに相談できる人がいる
・健康に自信がある
・(家庭があれば)家族の理解がある

在宅ワークで収入を上げていくためには、自分の強みを活かしながら、継続できる仕事を選ぶことが大切です。

実際、私も収入を上げるためにいくつかトライしたことがあります。

例えば、インタビューの文字起こしの仕事をしたことがあります。文字起こしの仕事は、音を文字にするだけでシンプルで簡単でした。しかし、誰でもできる仕事のため、単価が非常に安かったです。

Wordファイルで30ページ(1ページ800字)を文字起こしして、1週間ほどかかりました。報酬は8000円です。結局、10~15時間かかったので、時給換算すると、500~600円でした。これでは割にありません。

そのため、自分の強みを活かし、高単価で仕事を受注できるようになる必要があると強く感じました。

以下で、在宅ワークや自宅副業の仕事選びについて詳しく紹介します。

在宅ワークや自宅副業を選ぶときのコツ

在宅ワークや自宅副業となると、たくさんの仕事があります。たとえば、ランサーズに登録すると、さまざまな仕事があることが分かります。

ランサーズとは、ウェブで仕事を受注できるマッチングサイトです。こちらからアクセスできます。もし、興味があれば登録してみるといいでしょう。どんな仕事があるかわかるはずです。

このとき、「とりあえず在宅ワークをやってみよう」と思って勢いで行動するのはお勧めしません。

なぜなら、在宅ワークや自宅副業を成功させるコツがあるからです。このコツを押さえておかないと、低単価で仕事を受注してしまったり、つまらない仕事しか受注できなかったりします

そのコツとは以下の3つです。

・自分の強みを活かすこと
・情熱があること
・高単価の仕事がある分野を選ぶこと

この3つを満たすことで、安い価格で仕事を請け負うことが減ります。また、楽しく安定した収入を得ながら、在宅で仕事を進めていけるようになります。

それでは、この3つについて以下で詳しく説明していきます。

コツ1|自分の強みを活かすこと

自分の強みを活かせる仕事を受注するのは重要です。なぜなら、言葉悪いですがビジネスとは基本的に弱いモノいじめだからです。

例えば、ホームページを作成する仕事の場合、ホームページ作成のスキルがない人に作ってあげるのが仕事なのです。

実際、在宅ワークや自宅副業で行う仕事の多くは、知識が低かったり時間がなかったりする人の代わりに代行するものです。

そのため、自分自身がもっている強みの中で、もっとも優位性が高いところで勝負するのが鉄則です。

例えば、英語の翻訳業務を考えます。TOEIC900点は強みとしては魅力的とはいえません。なぜなら、他にもTOEIC900点の人はたくさんいるからです。

そのため、もう一つの強みを加えるのです。医療分野での仕事の経験があれば、「TOEIC900点で医療分野の英語を翻訳する」という見せ方をすれば、自分の強みを活かすことができるのです。

そうすれば競合が少ないので、高単価で仕事を受注できる可能性が高くなります。

ただし、一つ注意があります。それは収入を見込める分野は決まっているということです。

コツ2|情熱があること

仕事に対して、情熱があることも大切な要素です。なぜなら、情熱があるほど長続きするからです。

逆に仕事に情熱がもてないと、すぐにイヤになります。仕事が嫌になると、ストレスがどんどん増えていきます。そして最終的に仕事を継続する気持ちがなくなるのです。

例えば、私は文字起こしの仕事を受注したことがあります。しかし、私にとって文字起こしの仕事はまったく面白いものではありませんでした。

ただひたすらパソコンにタイピングする作用ばかりで、とてもストレスを感じてしまったのです。

しかも、時給は500円程度でした。「全然、面白くない!」と思って、そこから二度と文字起こしの仕事を受注することはありませんでした。

逆に、私はウェブサイトの構築は情熱が持てる分野です。

実際、私はウェブサイトを構築しているとき、「もっと見栄えをよくするにはどうすればいいのだろう?」や「もっとアクセスを集めるにはどうすればいいのだろう?」と自然に考えています。

このように情熱をもてる分野であれば、あれこれ考えるのが楽しいと感じることができます。そうなればどんどん知識がつくと同時にお金も貰えます。

在宅ワークは、基本的に一人での仕事です。そのため、自分が情熱をもてる分野で勝負することは、長続きさせる上で大切なのです。

コツ3|高単価の報酬が期待できる分野を選ぶ

在宅ワークで高単価の報酬が期待できる分野を選ぶことは大切です。そうすれば、短い時間で多くの収入を得ることができるからです。

実際、販売に近いほど高い報酬を得ることができます。例えば、セールスコピーライターという職業があります。他社の商品を販売するページを作成する仕事です。

この仕事は、1件で100万円近くの報酬を得ている人もいます。なぜここまで多くの報酬を得ることができるかというと、商品販売に直結している仕事だからです。

例えば、保険営業の中には収入が数千万円の人がいます。これは、自分で商品を販売し、売り上げに大きく貢献しているからです。

保険営業と同じように、セールスコピーライターも販売に近いため、実力次第で高い報酬を得ることができるのです。

逆に秘書業務は、単価が高くありません。それは経理業務や事務作業であり、販売から遠いからです。

このように考えると、パソコンスキルでも販売に近いスキルを持っていると有利です。プログラミングでも通販サイトを作成したり、セールスのウェブページを作成したりする技術をもっていれば、高い報酬を期待できます。

コツ補足|今の仕事で高い評価をもらう

「今の仕事の報酬は、次の仕事で貰う」という意識をもつことは重要です。

例えば、サラリーマンの平社員がいたとして、他の平社員よりもすごく結果を出したからといって、平社員の「時点」では認めてもらえません。そして、収入も上がりません。

その社員が、その上の役職である係長並みの仕事をコンスタントに実行できるようになったときに、はじめて係長に昇進し収入が上がるのです。

つまり、今の仕事をしっかりこなして実績を得るようにします。そして、その実績をアピールして、次の仕事を取って前回以上の好条件で仕事を引き受けるのです。

このように、「今の仕事の報酬は次の仕事で貰うこと」を目指すのです。

在宅ワークや自宅副業でやってはいけない2つのこと

在宅ワークや自宅副業をウェブやチラシで調べたり、他人からの儲け話を聞いたりすることがあります。

そうすると、さまざまな情報が目に入ってきます。このとき、「誰でもできる」や「高収入を得ることができる」という話もあります。しかし、そんなうまい話はありません。

ここでは、やってはいけないことを紹介します。

初心者は「スマホだけ」や「簡単、高収入」に手を出すな

ウェブを調べていると、「スマホだけでパソコンスキル不要です」、「簡単に高収入を得ることができる」といった情報を見かけることがあります。

とくに「簡単、高収入」という謳い文句では、30万や50万を越える報酬をすぐに得られるといった内容が記載されていることも少なくありません。

しかし、これは基本的に疑ったほうがいいです。なぜなら、誇大広告がほとんどだからです。

実際にあったのは、他人の商品を紹介する仕事で「1件紹介すれば30万得られる」というものでした。ある商品をウェブで紹介する仕事です。

もちろん、一件紹介すれば30万円もらえるというのは真実でした。しかし、ここには2つのワナがあります。

一つ目は、紹介料に30万の報酬を渡せるということは、もともとの商品価格が100万円を越えていました

100万円を超える高額商品を素人が販売するのは簡単ではありません。営業を何年もやってきた人にしか実践不可能なのです。

2つ目は、初期費用として何十万か負担がある場合があることです。

その結果、初期費用だけ支払って、売れることのない商品をひたすら売り続けることになるのです。気づいたころには、時間とお金を大量に失ってしまうのです。

このように、よく調べてみたり計算してみると、1日10時間、年中無休で働かなくては目標金額を手にすることができないものも多いです。

うまい話はないと思ったほうがいいでしょう。

自分の強みを活かさないと稼ぐのは難しい

上記の「簡単、高収入」に踊らされてしまう人の特徴として、「とにかく、お金が欲しい」という理由で副業を始めることです。もちろん、この理由は決して悪いものではありません。

しかし下調べなしで、副業を始めてしまうのは賢明とはいえません。上述した通り、自分の強みが活かせなかったり情熱のない分野の仕事や副業を始めても、長続きしません。

ただ、誰でもできる仕事であるほど単価が低いです。だからこそ、「簡単、高収入」が魅力的に映ってしまうのでしょう。

やはり、副業をするのですから、月収10万円を目指したいのは誰もが思うことです。

そこで、お勧めするのは自分の特性をつかむことです。つまり副業を始める前に、「自分の強み」を分析しておくのです。

実際に私がウェブサイトを構築する前に行った「自分の強み探し」を公開しています。興味があれば、ご覧になってください。

パソコンスキルを活かした在宅ワークや自宅副業の種類とは?

それでは、パソコンスキルを活かした仕事の種類を紹介します。上述した通り、販売に近いほど単価は高くなります。また自分の強みが、他の人にないほど高い単価をもらいやすいです。

例えば、TOEIC900点よりも、TOEIC900点×医療分野であれば、医療分野の英語翻訳の仕事を受注しやすくなります。

そういった視点で以下の仕事の種類を見ることをお勧めします。そして、自分が情熱を持てそうかどうかも合わせてチェックしてみてください。

種類1|翻訳|英語の翻訳サービス

外国語が得意であれば、翻訳の仕事があります。特に英語の翻訳業務は需要が多いです。そのため、ランサーズやクラウドワークスでも簡単に見つけることができます。

しかし、英語ができる人は数多く存在するため、仕事を受注するには高度なスキルが必要とされます。

実際、在宅で翻訳をしている方の多くは、翻訳会社で仕事をしていたり海外在住経験があったりします。

そのため、TOEIC900点を持っていてもすぐに受注できるとは限りません。そのため医療などの分野を絞り、専門分野の翻訳で仕事を受注するといった工夫をすることで高単価を得ることができます。

もし、翻訳で仕事を受注したいなら、翻訳者になるための学校に行って勉強するのも手です。ただ、今後自動翻訳の普及により単価が下がることが予測されます。

種類2|コピーライター、SEOライター(ウェブ記事ライター)

ライターとは記事を書く人のことです。そして、ライターの中にもいくつかの種類があります。

例えば、以下のような種類があります。

・セールスコピーライター|商品の販売ページを作成する
・キャッチコピーライター|商品のキャッチコピーを作成する
・SEOライター|Google検索で上位表示されるウェブ記事を書く
・ウェブライター|個人や企業のブログを代筆する

ライターといっても、高単価を受注できるライターとそうではないライターがいます。

セールスコピーライターは商品の販売に直結しているため、高単価を得やすいです。逆に単なるウェブライターは商品の販売から遠いので、高単価を得にくいです。

また、仕事を受注するには実績も必要です。まったくの初心者では、高単価はおろか仕事を受注することも難しいでしょう。

注意したいのが、ライターという仕事は文章を書くことだけが仕事ではありません。文章を書くためにはインタビューをしたり情報収集をしたりする必要があります。

そのため、コミュニケーション能力や調べるスキルも求められます。 

種類3|ウェブサイトやホームページ作成

ウェブサイトやホームページ作成の仕事は数多く存在します。案件次第ですが、10万以上の案件もあります。

最近はワードプレスを使って仕上げることが多いです。また、ウェブデザインをキレイに見せるためにCSSを使えると仕事の幅が広がります。

例えば、依頼主が気にするには、「デザイン」、「価格」、「コミュニケーション能力」、「実績」といったことがメインです。

このようにウェブサイト作成は、パソコンスキルを持っている人ほど有利です。また、SEO対策と呼ばれるGoogle検索で上位表示されるテクニックを使える人も重宝されます。

ただ、注意したいのは、実績がもっとも重要ということです。実際、私は個人サイトを持っていて月間20万アクセスを超えています。このような実績があれば、こちらから何もしなくても他社から依頼があります。

これからウェブ作成を行う人には、まず実績を作ることを強くお勧めします。

種類4|システム開発やシステムチェック

システム開発の案件は数多くあります。特にWEB系のシステムで、PHP/Javascript などの開発経験がある人やSwift・Androidの開発を行うことができる人を重宝されます。

例えば、サイトに決済機能を付与する案件があります。こういった仕事は30万以上の報酬があります。ただし、競合のウェブサイトの調査から始まり、機能を実装してエラーテストまで行う必要があることも少なくありません。

このようにスキルと経験が求められます。また、コミュニケーション能力の必要です。簡単に言えば、一人で仕事をしていけるレベルになる必要があります。

一方で、エクセルマクロを使うことができれば、数千~数万の案件を受注することができます。

例えば、アマゾンやメルカリから情報を取得してエクセルに一覧にする仕事があります。こういった仕事はマクロの知識があれば、対応することが可能です。

エクセルマクロについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

www.fastclassinfo.com

種類5|コールセンター|企業の電話対応

企業の電話対応の仕事も在宅ワーク可能です。実際、中小企業で電話対応を外注している企業があります。

企業にかかってきた電話をとって、企業の担当者に連絡をする仕事です。場合によっては、折り返し電話するところまで行います。

種類6|在宅秘書・経理

中小企業の社長は、在宅秘書や経理を行う人を求めていることが多いです。その理由は、彼らが細かいことを得意とする人が少ないからです。

時給としては高くはありませんが、資料整理やスケジュール調整を始めとする秘書業務から外部契約や収支管理といった経理業務まで広く担当できる人は重宝されます。

特に企業で秘書や経理の経験があるのであれば、このような仕事を代行すると喜ばれます。

知り合いに社長がいるなら、依頼してみると案外いい返事がもらえるかもしれません。また、ランサーズやクラウドワークスでも仕事を受注できることもあります。

種類7|文字起こし

この仕事は、録音されたインタビューや会議の音声を文字に起こす仕事です。音声文字起こしは意外に難しいです。録音状況が悪い場合は、聞き直して正しい文字を入れる必要があるからです。

また、内容が専門分野の場合は、専門用語を知らないと内容を理解できません。そのため文字起こしをしても支離滅裂な文章になってしまいます。

できるだけ専門分野に近い内容のものを選ぶことがお勧めです。そのほうが、依頼主も安心して仕事を外注できます。

なお、基本はタイピングなので、キーボード操作が早い人ほど仕事が早くこなせます。

種類8|プログラミングを教える

在宅ワークではプログラミングを教える仕事もあります。最近は、プログラミングを学ぶ人が増えています。それに伴って、プログラミングを教える人も増えています。

スカイプ(ウェブ通話システム)を利用して、受講生にプログラミングを教えます。2000円~3000円程度の時給が相場です。

教える言語は、Ruby, Python, swift, PHP, WordPress, JavaScript, MySQLといったところです。

プログラミングを使える人なら、教える仕事もいいかもしれません。

在宅ワークや自宅副業を始める前に押さえておくべき税金や契約の話

在宅ワークや自宅副業を始めるということは、個人事業主になることを意味します。もちろん、すぐに開業届を出す必要はありません。

ただ、所得を得れば確定申告が必要になる場合あります。あなたの所得に応じて確定申告が必要になる額が変わります。

これを知らないと、税金面でイタイ思いをすることになりかねません。

こちらから国税庁のホームページにアクセスできるので、在宅ワークや自宅副業を始めるまえに必ず確認しておきましょう。

また、在宅ワークでは契約も重要です。業務委託契約を事前に交わしておくのです。

例えば、納品後に追加の仕事を依頼されることがあります。依頼主からすれば、納品後のケアもやってほしいと考えるのは当然です。

しかし、仕事を依頼される側からすれば、追加で仕事をするのは気持ちのいいものではありません。追加で仕事をするなら、事前に伝えていてほしいと思うし、追加料金を支払ってほしいと思うのは当然です。

こういった両者の意見が食い違わないように事前に話をしておくことが必要です。

このような契約は、依頼主から申し出るのが一般的ですが、契約を交わさないこともあります。したがって、仕事を依頼される側から申し出て意見を伝えるようにしましょう。

また、事業上の非公開情報や個人情報を取り扱う場合は機密保持契約(NDA)を結ぶことも重要です。

この契約を結んでおかないと、仕事を依頼された側は他社へ情報を流出させても責任に問われません。

しっかりとした仕事をする企業ほど、業務委託契約やNDAを結ぼうとします。仕事の依頼を受ける側は、この2つの契約なら受諾しましょう。むしろ、この契約するということは、真っ当なビジネスをしている証拠だからです。

逆に、このような契約を結ばない場合、管理がずさんかもしれないと疑うといいでしょう。

私が月10万以上稼ぐまでにやったこと

私は本業をしながら副業で月10万以上を稼いでいました。その方法はウェブサイトの構築です。そして、ウェブでの商品紹介をして広告収入をいただいていました。

具体的には、ウェブサイトを構築し記事を作成しました。そこにアクセスを集めて(集客)、商品を紹介(販売代行)していたのです。

そして、ウェブサイトで購入していただいたら、その20%を広告収入としていただいていました。

私がウェブサイト構築を選択した理由|不労所得を得たかったから

上述のとおり、在宅ワークにはいくつかの種類があります。しかし、在宅ワークの多くは労働集約型です。1件仕事を受注して報酬をもらったり、時給で仕事を請け負ったりするのが一般的です。

そのため、自分の時間の切り売りになってしまいます。つまり、在宅で6時間働くことができれば、6時間分の収入になります。12時間働けば、12時間分の収入になるのです。

ただ、私は仕事をしていたので、多くの時間を取ることは簡単ではありませんでした。帰宅してから副業に使える時間は多くて3時間程度だったのです。

そこで、ウェブサイトを構築することにしたのです。なぜなら、ウェブサイトであれば、自動で収益が上げるシステムを作ること(不良所得の流れを構築)ができるからです。

例えば、不動産収入は自動で収益が上がるビジネスです。不動産を貸すことで、定期的に収入を得ることができます。

このようにウェブサイトを作ることで、本業の仕事をしている時間もウェブサイトから自動で収入が入るようにしたのです。

仕事を受注するか? クリエイティブな仕事をするか?

ただ、最初はうまくいく自信はありませんでした。というのも、ウェブサイトはクリエイティブな仕事に分類されるからです。成果がでなければ報酬はゼロなのです。

その不安が大きかったため、時給タイプの仕事をランサーズやクラウドワークスといったサイトで探したことがありました。

しかし、世の中には多くのフリーランスがいて、彼らが競合相手になります。そのため、他の人の違いを見せないと仕事を受注できません。それは簡単ではないことはよく分かりました。

たとえば翻訳の仕事を受注する場合、他の人の差を作るのは大変です。実際、TOEIC900点の人はたくさんいます。

そのため、TOEIC900点というレベルでも仕事を得るのは簡単ではありません。TOEIC900に加えて、さらに差を作る必要があるのです。

こう考えると、時給タイプの仕事を受注するのも簡単ではないと思ったのです。また、受注しても単価が低いと長続きしそうもないなと感じました。

そこで、自分の強みを見直しクリエイティブな仕事で自動収益を上げるシステムの構築で勝負することにしたのです。

自分の強みを活かし、違いを生むサイトを作る

私の強みを分析すると、プログラミングと無職からキャリアアップだったので、そういった経験を活かすことにしました。

結果的に、約1年で月間PV(アクセス)は20万を超え、自動で月10万以上の収益が上がるようになりました。

また、私の場合はプログラミングでのシステム構築を受注したりプログラミング初心者向けにセミナーをしたりしています。

プログラミングを学ぶことで、ウェブサイトの構築から人に教えることまでやれば、ある程度の収入を継続できるというのが現状です。

また、他社からのコラボの依頼もあります。プログラミングを活かしたウェブサイト作成は収入につながるスキルだと最近は強く感じます。

まずは行動してみよう

現在、ウェブでの仕事も豊富で在宅ワークや自宅副業を始めることは難しくありません。

しかし、誰でも始めることができるからこそ供給が多くなり、安い単価で仕事を行うことになってしまいがちです。

その結果、安定した収入を得るために複数の仕事を掛け持ちしたり、誰でも稼げるといった詐欺のようなメッセージに踊らされてしまったりします。

そこで、私がお勧めするのは自分の強みを分析し、その中で高単価が見込める分野を選択することです。

実際に、私のその方法で仕事の分野を選定し、自宅副業で月10万円を稼ぐに至りました。

特にプログラミングはシステム構築ができれば、多くの仕事を得ることができる分野です。実際、ウェブサイト構築やシステム設計は高単価で仕事を受注できます。また、プログラミングを人に教えることで収入を得ることもできます。

もし、パソコンが苦手だけど「これから習得したい」と考えているなら、こちらのサイトで学んでみるのもいいかもしれません。

ここまでお伝えしてきた通り、パソコンスキルがあれば副収入を得ることは難しいことではありません。ぜひスキルを活かして得たい収入を達成できるように始めてみてください。