パソコンスキルの教科書

パソコンスキルの教科書

東京大学大学院卒。博士課程に進学を志すも、担当教授と折が合わず、無職になる。医者を目指すも結局断念。田舎で派遣社員として働く。「スキルがなければ、仕事ももらえない」と悟り、ビジネススキルを学ぶ。プログラミング、英語を学び、一部上場企業へ転職。年間100時間以上の業務効率化を行い、社内講師に抜擢。海外の案件を担当し、数億円のプロジェクトに携わる。個人の事業でも、月売上100万を達成。現在は、自分の価値を高めるためのスキル向上支援を行う

パソコン初心者がPC苦手を克服するための5つのコツ

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「パソコンが苦手だけど、上手に使えるようになりたい」、「パソコンで仕事をしているとき、頭や身体、心に余裕のない」と感じる方は少なくありません。もっとカンタンに終わらす方法があるかもしれないとは分かっていても、それを調べる余裕も知識もないのが現状です。

ただこれは仕方がないことです。なぜなら、多くの方がパソコン操作を自己流で覚えているからです。実際、私もパソコンの使い方を教わるまでは自己流でした。しかし、パソコンを上手く扱う先輩がいたのがきっかけで、パソコンには正しい操作方法があることを知り、トレーニングしました。

そこで分かったのは、自己流では苦手を克服することはできないことです。なぜなら、自己流ではパソコン操作でなにが重要なのか分からないからです。たとえば、本を読んだり、ウェブの情報を調べたりしても、エクセルやワードのマニュアルのような使い方しか書いていません。そして、パソコンスクールに行ったとしても正しいトレーニング方法は教えてくれません。

実際に、私はパソコンスクールの講座にいき、100近くのパソコンのテクニックを学びました。しかし、そのほとんどは仕事で使うことはありませんでしたし、これからも使わないテクニックばかりでした。このように、重要でないことばかり学んでも、いつまで経っても上達することはありません。

そこで、この記事では、企業でパソコン講師をした経験がある私が、パソコン初心者向けに、パソコンの苦手意識を克服し、パソコンを上手に使うための方法をお伝えします。苦手になってしまう原因から得意になる方法まで詳しく紹介していきます。

パソコン初心者のための苦手を克服する5つの方法

パソコンに苦手意識を持つ原因は、操作が遅いから

そもそも、なぜパソコンが苦手になるのかというと、パソコン操作が遅いからです。パソコンの操作が遅いから、

・調べるのに時間がかかって、知識が増えない
・ファイル検索に時間がかかって、作業が終わらない
・メールを打つのに時間がかかって、仕事が進まない

その結果、仕事がなかなか進まず、時間だけが過ぎていきます。試験勉強でも「こうすればいい」「ああすればいい」と分かっていても、勉強がはかどらない。これと同じです。パソコン仕事でも、操作が遅いと、いろいろな作業がだんだんメンドウになってしまいます。最初はやる気があっても、そうこうしているうちに、イヤになります。

一度、苦手意識をもつと、負のスパイラルにはまってしまい、苦手意識が強まっていきます。

パソコンができる人になるには、操作を早めるトレーニングをする

パソコン得意が得意になるには、どうすればいいのでしょうか。それは、パソコン操作が早くすることです。そして、エクセルやワードなどの知識を身に付けるのを後回しにすることです。

なぜなら、パソコンの操作が早くなれば、いろいろな作業が早くなるからです。操作が早くなるから

・ササッと調べることができる
・ファイルもすぐに見つかる
・メールもパパッと送れる
・エクセルやワードの操作が早くなる

パソコン操作が早くなれば、ネット情報を調べるスピードが早くなります。そうすればいろいろな情報を素早く入手できるようになります。パッと仕事を処理できる経験を積むことで、「自分ってパソコンできるかも!」と感じてきます。

パソコン操作が早くなれば、周囲から「パソコン上手ですね!」「どうやっているんですか? 教えてください」と言われるようになります。

実際、私も会社の会議でプレゼンしていたとき、パワーポイントを使って説明していたとき、「さっき操作、どうやったんですか?」と聞かれたことがあります。パソコン操作が早くなれば、周囲からも「すごい。できる人だ」と評価してもらえます。

ですので、あなたのパソコン操作の早くすることです。それ以外の知識やテクニックは後から学ぶことをオススメします。パソコン操作の早くなれば、デキることは必ず増えていきます。

それでは、どのようにすれば、パソコン操作を早くできるのでしょうか?

パソコンが上手くなりたいなら、5つの基本操作を練習&意識する

パソコンを上手に使いこなすためには、これから紹介する5つの基礎練習を試してみてください。なぜなら、スポーツと同じで、パソコンでも基礎が大切だからです。たとえば、多くの人は、エクセル関数やワードの目次機能などの難しい機能を使えるようになりたいと考えます。

しかし、そのような高度なテクニックを覚えても使う機会は1ヶ月に2,3回です。それよりも、毎日行う操作をトレーニングしたほうが効果的です。サッカーでもボレーシュートはかっこいいので、誰もが憧れますが、試合で使うことはありません。それよりもパスの練習の方が効果があります。試合で必ず一度はパスを行うからです。

ですので、もしパソコンを上手に使いこなせるようになりたいなら、これから紹介する5つの基礎練習を行ってみてください。毎日トレーニングすれば、2,3ヶ月もしないうちに、「パソコン得意」と言えるレベルになれます。

基本操作1|タッチタイピングを練習する

タッチタイピングとは、キーボードを見ずに、タイプすることです。以前はブラインドタッチと呼ばれていました。なぜタッチタイピングを練習するかと言うと、パソコンの基本はキーボードを使って文字を書く事だからです。

たとえば、メールを書く、ワードで文章を作る、パワポでスライドを作る、すべてパソコンのキーボードを使います。タイピング速度が早ければ、すべてのパソコン仕事が早くなります。ですので、まずはタッチタイピングの練習をして、キーボードを見ないでタイピングができるレベルを目指します。

タッチタイピングで意識することは、ホームポジションです。ホームポジションとは、キーボードにタイピングするときの正しい型のことです。実は、キーボードに置く指は決まっています。多くの人は、自己流で好きな指でキーをタッチしますが、それでは早くなりません。

たとえば、キーボードの F や J を触ってみてください。ざらざらしていますよね?これは、人差し指のホームポジションがFとJだからです。他にも、キーボードの右側にある矢印キーは、右手の薬指や小指で操作するのが基本です。

しかし、多くの方が、自己流でタイピングを身につけてしまうので、いつまで経っても、キーボードを見ないとタイピングできない状態から抜け出せないのです。

ですので、タッチタイピングの型の通りに、キーボードのキーを打つようにしましょう。

もし、タイピングの具体的な習得方法を知りたいのであれば、こちらの無料動画で学ぶことをオススメします。タイピングの具体的な練習方法だけでなく、パソコンスキルの基礎から解説しています。ぜひご覧になってください。

基本操作2|ショートカットキーを習得する

ショートカットキーとは、キーボードだけでパソコン操作をする方法のことを言います。 なぜショートカットキーを覚えることが大切かというと、マウスを使うとパソコン操作が遅くなるからです。たとえば、仕事をしているときに電話が鳴ったら、煩わしいですよね。マウスを使うのは、これと同じです。パソコン作業をしているときにマウスを使うと集中が妨げられて、仕事の生産性が低下します。実際、外資系企業では、マウスを禁止している企業もあります。

実際、私の知り合いに営業管理の部署で働いている50代の方がいます。彼はショートカットキーを使えるようになっただけで、毎日の残業が1時間減らすことができたと喜んでいました。

私もパソコンのできる先輩からアドバイスをもらって、学んだショートカットキーをどんどん実践してきました。やればやるほど、仕事がどんどんラクになって、ほんとうに楽しかったのを覚えています。

しかし、ショートカットキーを覚えても、仕事が早くなるとは思えないと感じる方もいるかもしれません。

実際、パソコンが苦手と感じている方でも、ショートカットキーを知っている方は多いです。たとえば、あなたは、以下のWindowsパソコンの「ショートカットキー」をご存じかもしれません。

・コピーは [Ctrl]キーを押しながら[C]キー
・貼付けは [Ctrl]キーを押しながら[V]キー
・保存は [Ctrl]キーを押しながら[S]キー

「ショートカットキーを少し知っているくらいで、パソコンが得意になるなんては思えない!」と思うでしょう。たしかに、その通りです。ショートカットキーを「少し」「知っている」くらいでは、 大した成果にはつながりません。

「身体が勝手にショートカットキー操作をしてしまう」レベルを目指す

目指すべきはショートカットキーを知っているレベルではなく、「身体が勝手にショートカットキー操作をしてしまう」レベルです。なぜなら、身体が覚えるレベルにならないと操作が早くならないからです。

たとえば、英語でも文法や単語をいくら知っていても、英語を仕事で使えるワケではありません。英語を使えるようになるには、自然に口から英語が出てくるまでトレーニングが必要です。

「身体が勝手にショートカットキー操作をしてしまう」レベルにならないと、パソコン操作が早くなったという実感は得られません。ですので、「身体が勝手に」操作を行えるようになるには、1ヵ月はトレーニングをする必要があります。

あなたがよく使うショートカットキーだけを集中的に覚える

あなたがよく使うショートカットキーだけを集中的に覚えるようにしましょう。なぜならショートカットキーをすべて覚えてもムダだからです。たとえば、ショートカットキーをすべて覚えようとすると、500個以上あります。しかし、実際の業務で使うのは、その中の20%かそれ以下です。

実際、あなたの仕事によって、覚えるとトクするショートカットキーもあれば、そうでないものがあります。たとえば、あなたがエクセルでの仕事が多い場合、ワードのショートカットはあまり必要ありません。インターネットを使う頻度が高いならインターネットのショートカットキーを重点的に習得すると、大きな効果を得ることができます。

ただし、ショートカットキーは2,3コ覚えればいいワケではありません。パソコン操作の大部分をショートカットキーだけでできるようになることが大切です。具体的には、少なくともパソコン作業をしている時間の8割は、ショートカットキーだけで作業できるようになることが望ましいです。

あなたのパソコン作業の中で、とくに使用頻度が高いモノから覚えておくと効率的に習得できます。

ショートカットキーについてまとめると、以下の2つのポイントを実現できると、「パソコン得意なんですね!」と言われるレベルになれます

・「身体が勝手にショートカットキー操作をしてしまう」レベルを目指す
・あなたがよく使うショートカットキーだけを集中的に覚える

ショートカットキーについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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基本操作3|ファイルを探す時間を早くする

パソコン仕事では、目的のファイルを探すために、いろいろなフォルダを移動しますよね。しかし、多くの方は目的のファイルを探すまでに時間がかかっています。仕事目は、的のファイルを見つけてからなのに、ファイルを見つけるだけで大変な苦労しています。

なぜ苦労するかというと、ファイルを探しづらい設定にしているからです。たとえば、パソコン上級者はよく使うフォルダに一瞬で移動できるように工夫しています。さらにフォルダやファイルの名称を変更して、見分けがつくように設定しています。このような見やすくする工夫をしているから、フォルダを探す時間を減らすことができます。

実際に、私がファイルを探す時間を早くするためにやっていることを紹介します。

ファイルを早く探す方法1|よく使うフォルダに一瞬で移動する

目的のフォルダをショートカット登録しておくことで、そのフォルダに一瞬で移動できます。たとえば、、私はマクロの保存されているフォルダをよく使うので、そのフォルダに一瞬で移動できるように工夫しています。もし、私はyoutubeを見ていたとしても、[Ctrl] + [Shift] + [T]を同時に押せば、そのフォルダを開くことができます。

このように、仕事が速い人はマウスを使わずに、キーボードだけで目的のフォルダに一瞬で移動するワザを使っています。具体的なやり方(マニュアル)は、詳しくは、こちらで紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください

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また、デスクトップがファイルだらけにならば、こちらの記事もオススメです。デスクトップがファイルだらけだと、パソコン仕事の効率が落ちてしまいます。ぜひ読んでみて下さい。

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ファイルを早く探す方法2|マウスなしでフォルダやファイルを開く

フォルダやファイル名称の先頭を半角英数字にすると、マウスなしでフォルダやファイルを開くことができます。

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具体的には、以下の手順です。
1.目的フォルダを開く
2.フォルダやファイル名称の先頭を半角英数字の「キー」をタッチします。
3.目的のフォルダやファイルに選択したら、Enterを押す
そうすれば、目的のフォルダやファイル開くことができます。

この方法を使えば、マウスなしで、フォルダやファイルを選択できるようになります。

このように、フォルダ名称の先頭文字のキーをタイプすることで、移動できます。キーボードだけで移動できるので、仕事が加速します。できるかぎりマウスを使わないようにすると、パソコンがどんどん得意になります。

基本操作4|パソコン仕事をするときの姿勢を良くする

パソコンが得意な人は、仕事をしているときの姿勢がキレイです。なぜなら、姿勢がいいと疲れがたまりづらいからです。意識していい姿勢を保っています。たとえば、パソコンをしているときの姿勢が悪い人は、体の疲れが蓄積して、仕事への集中力を欠いてしまいます。パソコン仕事をしている人の多くは、肩こりや眼精疲労に悩まされていますよね。

実は、私はパソコン仕事を始めたころ、姿勢が悪かったので、パソコンに顔を近づけていました。そのせいで、眼精疲労がひどくなってしまいました。そこで、正しい姿勢を意識するようにしました。その結果、完全ではありませんが、多少ラクになりました。

また、私の知り合いは、姿勢が悪くて毎週のように整骨院に行っていました。しかし、姿勢に気をつけるようにしてから、症状が軽減して、月1回程度にまで通院頻度が減ったと嬉しそうに話をしていました。このように姿勢を気をつけることで、パソコン操作に集中できるようになります。

いい姿勢とは、どんな姿勢なのかというと、頭と背骨が一直線になるように、頭の位置を置くことです。下の画像のような感じです。

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これを意識するだけで、仕事での疲れが減って集中力が維持できる時間が伸びます。

オススメ5|分からないことはウェブで調べる

分からないことがあれば、Google、Yahooを使って調べます。なぜなら、自分で調べないと、知識が増えないからです。たとえば、人に聞いた話より、自分で手を動かして調べたことの方が覚えがいいですよね。試行錯誤するのは大変ですが、自ら積極的に調べたことは覚えています。

私はよくgoogleで調べるのですが、以下のように調べます。

たとえば、もし「エクセルの行の削除方法を知りたい」を思ったら、google検索で、
「エクセル 行 削除」といくつかの単語を入れてもいいですし、
「エクセルの行を削除する方法が分からない」と文章にしてもいいです。

そして、検索順位が高いものから、2,3コだけでも見るようにします。googleの検索は、上位2,3を見れば、だいたい解決します。なぜならgoogle検索の上位は評価が高い情報が含まれているからです。わからないことは、ウェブで検索する。パソコンに限らず、知識を増やしていくときの鉄則です。

本のほうがいいという方もいますが、基本的に本よりもウェブのほうが画像付きでわかりやすいですし、その場で調べることができます。ですので、ウェブがオススメです。

ウェブ上には数多くの情報が公開されています。ぜひ、先人達の知恵を拝借するようにしましょう。

仕事で「パソコン得意」と言えるための基準とは?

パソコンが使えるようになっても、どの程度できればパソコンが得意と言えるのかと感じることはありますよね。しかし、パソコンスキルには、英語のTOEICテストや英検のような明確な指標はありません。なぜなら、その人の仕事に応じて必要なパソコンスキルは変わるからです。

もちろん、MOS(Microsoft office specialist)と呼ばれるパソコンスキルの検定試験はあります。しかし、この資格を持っていれば、パソコンが出来るワケではありません。なぜなら、資格があったとしても、実務で使えるわけではないからです。たとえば車の免許を持っていても、運転が上手いとは限りません。実際、TOEICテストのスコアは求人要項に含まれることがありますが、MOSはありません。MOSは、その程度の資格ということです。

実際、パソコンが使えるかどうかは、あなたの仕事の分野や職種によって変わります。もし、仕事の履歴書や面接で「パソコン使えます」「パソコン得意です」と言えるようになりたいなら、以下のようなスキルがあれば、間違いなくパソコン得意と言えます。

パソコンが得意と言えるレベル
・エクセル関数やマクロが使える(マクロについてはこちら
・パソコン操作の8割がショートカットキーを使える
・キーボードを見ないでタイピングできる
・人にパソコンの使い方について聞かれる

エクセル関数やマクロに関しては、かなり上級レベルです。パソコン苦手という方は、今は気にしなくてもいいでしょう。

まずはこの記事で紹介した5つの方法でトレーニングしてみてください。

最初から得意な人はいない!基本を練習するのみ

パソコンを最初から上手に使える人はいません。最初は誰もが初心者です。得意か苦手かを決めるのは、あなたがこれまでパソコンをどれだけ触ってきたか? 分からないことを調べてきたか? の差だけです。

考えてみてほしいのですが、あなたには「パソコンは苦手だけど、○○は得意」と言えるものがあるはずです。では、その○○が得意になったのは、なぜでしょうか? また、どのようなプロセスを経て、得意になったのでしょうか? おそらく、調べているうちに得意になったとか、やっているうちに自然と覚えたのではないでしょうか?

以前、私は「ピアノが苦手なので、うまくなるにはどうすればいいのですか?」とピアノが得意な人に聞いたことがあります。答えは、「あなたが練習してないから苦手なんだよ、まずは練習してみたら」と言われました。これは、パソコンも同じです。パソコンが苦手な人は、単純に練習不足です。

ですので、まずは練習してみるしかありません。練習方法については、上記で紹介した5つを継続してトレーニングすれば、パソコン得意と言えるようになります。おそらくピアノより簡単でしょう。

もし、あなたがもっと具体的にどうやってトレーニングしたらいいか迷っているのなら、こちらの無料動画で学ぶことをオススメします。パソコンの基本スキルを丁寧に解説しています。ぜひ学んでみてください。

ぜひ、パソコンの苦手を克服して、「パソコン得意です!」と胸を張って言えるようになりましょう!

パソコンをもっと上手く使えるようになって仕事で成果を出すには?

パソコンが得意になって、仕事で成果を出したい方には、こちらの記事もオススメです。

パソコンを高速で使えるようになるためのコツを知りたいなら

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エクセルマクロで単純作業を自動化したいなら

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ぜひ合わせて読んでみてくださいね。