パソコンスキル教科書

パソコンスキルの教科書

東京大学大学院卒。博士課程に進学を志すも、担当教授と折が合わず、無職になる。医者を目指すも結局断念。田舎で派遣社員として働く。「スキルがなければ、仕事ももらえない」と悟り、ビジネススキルを学ぶ。プログラミング、英語を学び、一部上場企業へ転職。年間100時間以上の業務効率化を行い、社内講師に抜擢。海外の案件を担当し、数億円のプロジェクトに携わる。個人の事業でも、月売上100万を達成。現在は、自分の価値を高めるためのスキル向上支援を行う

エクセル入門者でもデキる!たった10分の設定で10時間分を効率化

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「エクセルマクロという言葉は聞いたことあるけど、VBAとかVBEとかよくわからない」
「作業の自動化をしたいけど、マクロ入門者にはハードルが高すぎる」
「もう少し勉強をしてから始めようかと」

なんて思っていませんか?

しかし、実はVBAやVBEをぜんぜん知らないエクセルマクロ入門者でも、エクセルマクロを使って、わずか10分の設定で10時間分の仕事を効率化できる方法があります。もっと言えば、エクセルマクロをまったく知らなかったとしても、大丈夫です。

この記事では、そんな知る人ぞ知る「カンタン」で「すぐに使える」マクロ活用法をお伝えします。エクセルマクロ入門者のあなたのために今すぐに実践できるマニュアルも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

エクセルマクロ入門者でもデキる!わずか10分のショートカット設定で10時間分を効率化

エクセルマクロのショートカット設定とは

マクロのショートカットとは、あらかじめ作成しておいたエクセルマクロにショートカット設定を行い、特定のキーを押すと、そのマクロが呼び出される機能のことです。

たとえば、「セルを黄色にする」というエクセルマクロを作成しておきます。そのマクロにCtrl + Shift + y のショートカットキーを設定しておくと、Ctrl + Shift + yを押すだけで、エクセルのセルを黄色にできます。

ショートカット設定で、作業効率が3倍

普通に使っていると、マウスでエクセルの上の方をカーソルを合わせてクリックしないといけませんよね。カーソルを合わせるのを間違えて、やり直したりして、イライラ。

マウスでやるとセルを黄色にするには、3,4秒かかってしまいます・・・ f:id:gene320:20170127231658g:plain:w250

では、ショートカット設定しておくとどうでしょう?キーボードを押すだけなので、1秒かからずに黄色にできます。しかもマウスの操作ミスも気にしなくていいので、作業が一気に効率化されます。

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ショートカット設定しているか、そうでないかだけで、3倍以上の差があるわけです。

わずか10分の設定で、年間10時間分の作業を時短

作業量にもよりますが、マクロショートカット設定を1つ行うだけで、年間1~2時間分の時短ができます。

ですので、10コ設定すれば、ラクラクと年間10時間の時短が可能になります。

しかも、ショートカット設定は超カンタンで、1つ1分程度あれば設定することができます。

つまり、ほんの10分で年間10時間分の仕事を効率化できてしまうのです。

ショートカット設定方法は、この記事の後半で紹介していますので、ぜひ読み進めていってください。

ショートカット設定の実例

マクロのショートカット設定として、「セルを黄色にする」を紹介しました。しかし、登録できるマクロのショートカットは、これだけではありません。

ここでは私が実際に活用しているマクロのショートカットの実例を紹介します。

ショートカットキーの設定:私が割り当てているショートカットキー

アクション:そのショートカットキーを実行したときに起こること

No ショートカットキーの設定 アクション
1 Ctrl + Shift + y セルを黄色に塗る
2 Ctrl + Shift + w セルの色なしにする
3 Ctrl + Shift + r 文字の色を赤にする
4 Ctrl + Shift + o 文字の色を黒にする
5 Ctrl + Shift + k セル内の改行
6 Ctrl + Shift + m セルの結合
7 Ctrl + Shift + h セルの結合を解除
8 Ctrl + Shift + z 空欄なら斜線を引く
9 Ctrl + Shift + g 選択している行の幅を自動調整
10 Ctrl + Shift + a 選択している列の幅を自動調整

ちなみに、「セルを結合」と「セルを黄色に塗る」を合わせて実行したいときは、Ctrl + Shift + M を押した後に、Ctrl + Shift + Y を押すだけで作業が終了します。

しかし、普通にエクセルを使うと、マウスを動かして、エクセルのリボン部分を探してクリックして、マウスを動かして・・・とする必要があります。イライラして大変ですよね・・・(汗)

この10コを組み合わせて使うだけで、とんでもない効率化が達成できることがイメージできるはずです。

ここではよく使う10コを紹介しました。僕の場合、実際には他のショートカット設定を行っています。しかし、まずはここで紹介しているものを使ってください。それだけで、一気に効率化できます。

ちなみに、ここで紹介したマクロの中身(ソースコード)も、この記事の中で紹介していますので、ぜひこのまま読みすすめていってくださいね。

今すぐ実践!マクロショートカット設定マニュアル

それでは、設定マニュアルを紹介します。ここでは

選択したセルを黄色で塗りつぶす

のマクロショートカットキーを割り当てる場合を紹介します。

[1] 使いたいエクセルを開く

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特に指定はありませんが、よく使うエクセルを選ぶと良いでしょう。

[2] Alt + F11を押して、VBEを開く

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VBEとはVisual Basic Editorの略で、マクロの操作盤です。Alt + F11はVBEのショートカットキーです。このショートカットキーは覚えておくと、ひじょうに便利です。

[3] 標準モジュールを追加する

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標準モジュールとは、マクロのコード(手順書)を記載する場所です。

ここでは、この標準モジュールに「セルを黄色で塗りつぶす」コードを書いていきます。

[4] VBEのコード領域にコピペする

↓のコードをコピーしてください。

   Sub haikei_kiiro_Y()
    
    Dim s As Range

        For Each s In Selection
            With s.Interior
                .Colorindex = 6
            End With
        Next

    End Sub

コピーしたら、↓の黒で囲った部分にペースト(貼り付け)する

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上で紹介した10コのマクロの中身(ソースコード)は、こちらの記事で紹介していますので、ぜひコピペして使ってくださいね。

www.fastclassinfo.com

[5] コピペ完了したら、こうなる

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標準モジュールに貼り付いたことをしっかり確認しましょう。

[6] VBEを閉じる

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右上の×ボタンを押して、VBEを閉じます。

[7] エクセルが一番上にある状態で、Alt + F8 を押す

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Alt + F8を押すことで、上のダイアログが現れます

[8] オプションを押す

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赤枠のオプションをクリックします

[9] 割り当てたいショートカットキーを押す

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ショートカットキーの欄にカーソルがある状態で、Shift + yを同時に押しましょう。すると Ctrl + Shift + Y と表示されます

[10] OK を押す

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OKを押すと、マクロオプションのダイアログが消えます

[11] ×を押して、閉じる(Escでも可)

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マクロのダイアログも閉じます。これで準備は完了です。

[12] 黄色にしたいセルを選択する

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セルB2からB7までを選択します

[13] Ctrl + Shift + y を押す

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ショートカットがうまく起動することを確認できました。これで、マウスなしで、一瞬でエクセル作業をこなせるようになります。

このようなショートカットキーをこっそり仕込んでおくことで、仕事を加速できます。登録できる数に限度はありません。好きなだけ登録してみてください。まずは、上で紹介した10コを登録して使ってみるといいでしょう。

お手軽ですが、ボディーブローのように効いてきます。

もし、あなたがエクセルマクロをしっかり学びたいなら、こちらの無料動画がオススメです。初心者のための動画講座で、今すぐ始めることが出来ます。本や教材より時間も節約できて、経済的です。ぜひ試してみてください。

作業を効率化したいあなたへ!その他のワザを紹介

さらに仕事を効率化させるためには、他にもいろいろな技があります。以下に紹介していますので、ぜひ合わせてよんでみてください。

パソコン仕事を効率化する時短ワザ

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エクセルマクロ初心者のあなたへ

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