パソコンスキルの教科書

パソコンスキルの教科書

東京大学大学院卒。博士課程に進学を志すも、担当教授と折が合わず、無職になる。医者を目指すも結局断念。田舎で派遣社員として働く。「スキルがなければ、仕事ももらえない」と悟り、ビジネススキルを学ぶ。プログラミング、英語を学び、一部上場企業へ転職。年間100時間以上の業務効率化を行い、社内講師に抜擢。海外の案件を担当し、数億円のプロジェクトに携わる。個人の事業でも、月売上100万を達成。現在は、自分の価値を高めるためのスキル向上支援を行う

仕事ができる人になりたいなら、エクセルマクロVBAを習得せよ

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仕事ができるようになるためのスキルと聞くと、一般的には英語やロジカルシンキングをイメージするかもしれません。

しかし、こういったスキルはあまり役にたちません。なぜなら英語は、そもそもの仕事が少なかったり、ロジカルシンキングは成果として見えづらかったりするからです。

実際に私の知り合いでも、TOEIC800を取ったのに仕事で英語を使わない人もいます。また、戦略的思考が必要な仕事ではないのに、ロジカルシンキングを習得している人もいます。

ただ、どんなにいいスキルも仕事で使わなければ、習得する意味がありません。どうせなら、仕事で評価されるスキルを習得して、会社から仕事ができる人として評価される方がトクです。

そのスキルとして、もっとも手っ取り早いのがエクセルマクロです。この記事では、仕事ができるようになりたい人のために、「なぜエクセルマクロを学んだほうがいいか」を理由も合わせて紹介します。

そもそも仕事ができるとは?

仕事ができる人と聞くと、論理的思考力ができる人だったり、スキルが高い人だったりをイメージするかもしれません。しかし、それは違います。

なぜなら、論理的思考力があっても仕事で成果を出せるワケではないからです。

実は、仕事とは困っている人を助けることにほかなりません。つまり、仕事ができる人とは、困っている人をどれだけ助けることができるかということです。

たしかに、論理的思考力が高いことは困っている人を助けるためのアイデア出しには有効かもしれません。

しかし、論理的思考力があっても、実際に、困っている人を助けることができないなら、仕事ができるとはいえません。

こちらの記事で詳しく紹介していますが、まずは「仕事ができる人とは何か?」を理解しておく必要があります。そうしないと、どんなにスキルを習得しても、仕事ができるようにはなりません。

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上司や同僚の悩みを解決することが、仕事ができる人になるための最初の一歩

当たり前のことですが、自分で自分のことを仕事ができると感じていても、仕事ができるとはいえません。

なぜなら、仕事ができるかどうかを決めるのは、あなたのお客さんであって、あなた自身ではないからです。

たとえば、あなたが営業部門であれば、営業先があなたのお客さんです。そして、そのお客さんの困りごとを解決すれば、あなたは仕事ができる人として評価されます。自ずと、給料も上がるでしょう。

しかし、オフィスで働いている場合、お客さんというのは、見えづらいものです。それは、営業部門のように、明確なお客さんはいないからです。

もし明確なお客さんをイメージしづらい場合、考えてほしいのが、あなたの評価を行っている人や、給料(お金)を支払ってくれる人です。

つまり、あなたの上司や同僚がお客さんです。実際に、あなたの上司は、あなたの作成した資料をチェックしたり、あなたに仕事を依頼したりしているはずです。

そして、あなたの上司やあなたの仕事ぶりをみて、仕事ができるかどうかを評価しています。

そのため、上司や同僚の困っていることを解決するのが、仕事ができる人になるためにもっとも手っ取り早い方法です。

上司や同僚から、仕事ができるという評価をもらえば、上司の上司、部門を超えた上司からお声がかかるようになります。

実際に私は、上司から仕事ができるという評価をもらい、給料が上がりました。その上、副社長から直々にお声がかかり、海外案件に携わるチャンスをもらいました。

このように、まずは、上司や同僚の困っていることを解決するのが最初の一歩です。

自己犠牲の解決策は続かない

仕事ができるようになりたい人がやってしまう失敗の一つに、なんでも引き受けてしまうことがあります。

もちろん、できることをなんでもやる姿勢は素晴しいです。しかし、なんでも自分で引き受けるような自己犠牲的な働き方は、継続的に仕事ができる評価を得ることができません

なぜなら、最初はうまくいっても、そのうち仕事が中途半端になるからです。たとえば、仕事は決められた勤務時間で行う必要がありますし、遊びや家庭などプライベートの時間も必要です。

しかし、仕事を引き受ければ、他の仕事ができなくなったり、プライベートの時間を犠牲にすることになります。

その結果、仕事もプライベートも中途半端になってしまいます。残念ながら、中途半端な仕事をする人に対しては、低い評価をせざるを得ません。

このように中途半端になってしまうのは、仕事をこなそうとする気持ちばかり優先してしまい、「自分が頑張ればいい」と考えてしまうのが原因です。このように自己犠牲で解決する方法は、最終的に痛い目にあいます。

エクセルマクロはwin-winで仕事を処理できる

しかし、エクセルマクロを覚えると、話は違います。あなたが犠牲になることなく、あなたと上司で、ウィンウィン(win-win)の関係を構築できます。

なぜwin-winの関係になるかというと、パソコンが代わりに仕事をしてくれるからです。そのため、あなたは新しい仕事を引き受けつつ、既存の仕事はパソコンにやらせることができます。

実際に、私の友人は、仕事の休み時間をエクセルマクロを動かして、データ解析を行っていました。エクセルマクロを習得すると、このように仕事をしてくれる分身を作りだすことができます。

自分とエクセルの2人体制で仕事ができるようになるため、単純計算で生産性が2倍になります。

当然、仕事を2倍でこなせるワケですから、上司や同僚からは仕事ができる人として評価を得られるのです。

残念ながら、自分でなんとかしようと考える人には、この思考はありません。そのため、自分のキャパを超えた時点で、仕事が回らなくなってしまいます

もちろん、エクセルマクロの習得には、ある程度の時間と正しい勉強方法が必要です。多くの人は、「難しそう」、「そこまでしなくても」といって習得をあきらめます。

しかし、だからこそ、マクロを習得する価値があります。誰でも身につけることができるモノなら、価値がありません。

実際に、私がかつていた部署は50人いましたが、マクロを使えるのは私1人でした。そのため、エクセル仕事といえば、私に聞くという流れになっていました。

そのおかげで、上司や同僚からしてみれば、私は厄介な仕事を一瞬で片付けてしまう特別なスキルを持った人でした。そうなってしまえば、仕事ができる人として評価せざるをえません。

エクセルマクロについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひあわせて読んでみてください。

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仕事ができる人になるには、あなたの上司や同僚の困っていることを解決することが大切です。

そして、そのスキルとしてもっとも手っ取り早いのが、エクセルマクロです。なぜなら、エクセルでの解析や集計は、単純でつまらない上に作業量が多いため、誰もやりたがらないからです。

もし、そういった仕事を担当して、かつササッと仕事をしてくれる人がいたら、上司や同僚が喜ばないはずがありません。

実際に、私はこういった面倒な仕事をマクロで、自動化しました。ボタン一つで仕事がおわるようになったため、上司は驚いていました。

そして、仕事ができるという評価をもらいました。その結果、副社長から直々にお声がかかり、海外案件に携わるチャンスをもらいました。

もし、あなたが仕事ができるようになりたいなら、あなたもエクセルマクロを習得することをオススメします。

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